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DATE: CATEGORY:人権
産経新聞 2012 年 10 月 27 日 朝刊
要約:
警視庁捜査一課が、平成 9 年の東京電力女性社員殺害事件*で強盗殺人罪に問われ、無期懲役が確定したネパー
ル人、ゴビンダ・プラザド・マイナリ元被告の再審無罪が確実となったことを受け、真犯人の特定・逮捕に向け
た異例の再捜査に乗り出した。被害者の手の爪や体内などに残されていた DNA 型が、元被告と異なることが判
明し、警視庁は時効が成立しない以上、真犯人の解明は不可欠と判断した。事件は発生から 15 年 7 ヶ月が経っ
ており、当時の刑事訴訟法ならば今年の 3 月に時効が成立しているが、22 年 4 月に強盗殺人などの時効が撤廃
されたことから、真犯人の刑事訴追が可能となっていた。
*東京電力女性社員殺害事件:
東京都渋谷区のアパート空き室で平成 9 年 3 月 19 日、東電の女性社員(当時 39 歳)の絞殺遺体が見つかった事
件。元被告は東京地裁で 12 年 4 月に無罪判決を受けたが、同年 12 月に東京高裁で逆転有罪となり、15 年 11 月
に最高裁で無期懲役が確定した。一方、再審請求により、8 月 7 日に再審開始が確定していた。分析・意見:
「たとえ 100 人の犯罪者を無罪としても、1 人の無罪の人を罰することがあってはならない。」という刑事訴訟
法の基礎となる考えがあるにもかかわらず、現実には本件や足利事件のように無実の人が有罪判決を受ける事件
が後を絶たない。無罪の人が有罪となり憲法に保障される基本的人権を侵され、人生が狂うことがあってはなら
ないし、またそれと同時に、罪を犯した人が罰を受けることなく、捜査の手からも開放され安堵し、社会で平然
と生活することも決してあってはならない。DNA 鑑定などの科学捜査技術の向上による平成 22 年 4 月の刑事訴
訟法改正で、強盗殺人など死刑となり得る罪の時効が撤廃されたことは、以前と違い、本件のように冤罪発覚後
に真犯人の追及ができるようになったということで憲法第 13 条に基づく幸福追求権を侵害され今まで無念を抱
えていた被害者感情に寄り添う法律になったと言えると思う。
一方で、憲法第 38 条には、「何人も、自己に不利益な供述を強制されない。」「強制、拷問若しくは脅迫による
自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。」とあるにも関わ
らず、本件では別件逮捕や自白の強要など、当初より警察による捜査過程での問題が存在し、また、無期懲役刑
が確定した裁判の公判過程においても、検察による無罪につながる有力な証拠の不開示という、真実発見を妨げ、
被告人の人権を著しく侵害する不正義があったという。2008 年の国連自由権規約委員会の勧告に「刑事捜査に
おける警察の役割は、真実を確定することではなく、裁判のために証拠を収集することである」との指摘がある
が、日本政府および捜査当局はこれを改めて銘記しなければならない。また、憲法第 37 条[刑事被告人の権利]、
第 40 条[刑事補償]に基づき日本政府は、こうした事態の再発防止のために、独立した第三者機関による徹底
的な真相究明を行い、被害者への謝罪と賠償、そして責任の所在を明らかにするべきである。
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DATE: CATEGORY:人権
読売新聞 2012 年 11 月 16 日

要約:
2009 年度から 11 年度にかけて、宇都宮市で暴力団関係者が生活保護を不正受給していたケースが 9 件あった
ことがわかった。見破るための具体的方法については所管する厚生労働省も自治体任せにしているのが実情だ。
単身世帯の場合、月々10 万円前後が支給され、さらに緊急性が認められればその場で 2 カ月分の家賃や敷金、
礼金、当面の生活費などを支払うことになっている。県内の不正受給額は、11 年度で約 2 億 3780 万円と 05 年
度のほぼ 3 倍に急増している。一方で、不正受給の返還は進んでいない現状だ。

分析・考察:
生活保護制度は憲法第 25 条の[生存権]を具体化し、これをさらに現実的な権利として認めた制度であり、
生活保護法に基づき行われている。生活保護法第一条は、「この法律は、日本国憲法第 25 条に規定する理念に基
づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生
活を保護するとともに、その自立を助長することを目的とする。」と規定している。暴力団関係者は反社会的行
為により市民生活の安全と平穏を脅かし、まさに公共の福祉に反する存在であり、憲法第 13 条に「この憲法が
国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又国民は、これ
を濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」とあることから、暴
力団関係者が生活保護を受給することは憲法に保障される権利の濫用であるといえる。
生活保護法第一条に規定される目的は困窮するすべての国民の生存権をまもるためであり、暴力団関係者などが
それを悪用することで、本当に救済を必要とする国民が生活保護制度を利用できず、その命、生活が脅かされる
ことがあってはならない。また、暴力団関係者への生活保護の適用はその制度に対する信頼を揺るがすことにな
るだけでなく、国民が憲法第 30 条[納税の義務]に従い収めている税金によって賄われる保護費が、結果的に
暴力団の資金源となり、暴力団の維持存続に利用されることは極めて大きな問題である。厚生労働省をはじめ政
府は地方自治体に任せきるのではなく、憲法第 25 条[国の社会保障義務]に従い、暴力団員に対する生活保護
の取り扱いを徹底するとともに、生活保護制度の向上に努めなければならない。
DATE: CATEGORY:離婚
先日、弁護士会のシンポに同行した娘の政経の課題「新聞記事を憲法視点で読み解く」

読売新聞 2012 年 10 月 28 日 朝刊
要約:
独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の昨年度の調査で、母子世帯約 700 世帯の約 15%が「お金が足り
ず、必要な食料を買えなかったことがある」と回答した。母子世帯の 2010 年度の平均年収は 291 万円で、子ど
ものいる世帯平均(658 万円)の半分以下だ。首都大学東京の稲葉昭英教授の研究では、大学進学率は初婚の二人
親世帯では約 60%だったのに、離婚した一人親世帯では約 15%にとどまった。貧困を生む要因の一つが養育費
の不払いで、国の調査では、母子家庭のうち養育費が支払われているのは 2 割にとどまる。
分析・考察:
日本の裁判所の基本理念では、養育費の支払義務は、生活扶助義務ではなく、生活保持義務であるとされてい
る。生活扶助義務とは自分の生活を犠牲にしない限度で、被扶養者の最低限の生活扶助を行う義務であり、生活
保持義務とは自分の生活を保持するのと同程度の生活を被扶養者にも保持させる義務である。しかしながら、日
本の現状では、扶養者の生活保持義務は果たされていないどころか、一人親世帯母子の憲法第 25 条に保障され
る健康で文化的な最低限度の生活はまもられておらず、母子家庭の貧困は著しい。養育費が支払われることは子
どもの権利であるのにも関わらず、一人親世帯の大学進学率を見てもわかるように、養育費の不払いによる経済
的な問題で母子家庭の子どもは憲法第 26 条[教育を受ける権利]すらも奪われている。
また、養育費が取り決められる場合においても、その金額が低すぎることが問題として挙げられる。日本の養
育費の金額の現状として、兄弟が父と母とに分かれて生活する場合、父と生活する子は豊かな生活、母と生活す
る子は生活保護水準以下の生活となり、大きな生活格差、発達格差が生じることが少なくない。その原因は養育
費の算定方法にある。その算定方法は法令や規則等で定められているわけではなく、2003 年 4 月 1 日に東京・
大阪養育費等研究会によって発表された「簡易迅速な養育費等の算定を目指して―養育費・婚姻費用の算定方式
と算定表の提案―」(判例タイムズ 1111 号 285 項)という論文が瞬く間に実務に定着したものが現在も使用され
ている。この算定方式は、義務者(扶養者)の基礎収入を実際に必要な金額に関わり無く、総収入の 40%まで
低くしていることや、子の生活費を計算するときに生活保護基準などの最低生活保障の基準を一切考慮しないな
どにより、子の最低生活が保障されないというケースが非常に多い。日本弁護士連合会はこの算定方式を検証し、
これに代わる新たな算定方式を研究し公表するよう呼びかける意見書を発表しているがほとんど顧みられてい
ない。この現状を子どもの視点から言えば、母子家庭の貧困は子どもが親からも国からも扶養されていない状態
で、憲法に保障される幸福追求権、生存権、環境権など、その他全ての基本的人権が侵害されているといえる。
国会、厚生労働省、最高裁判所は日本弁護士連合会の働きかけを真摯に受け、母子家庭の子の基本的人権を保障
するため動き出して欲しい。またそれと同時に、弁護士や家事調停委員は日々の実務において、現在の裁判所の
養育費算定基準に問題があることを念頭に置いて、調停に臨むことで、実務の現場から変えていき、それによっ
て裁判官の判断も変えられることを切に願う。
DATE: CATEGORY:ドラマ
思っていたより、深い。
子どもたちの言葉は、きっと、当事者である子どもたちの言葉を拾い集めたものなのだろう。

「(ウチみたいなの)シングルマザーって言うンだって?」「母ちゃんは、一人じゃない」
なんか、深い言葉が多すぎて思い出せない...

ボランテイアにやってきたIT系DV夫のカミングアウトで「つづく」なのだけれど...

「自分は、DV加害者でした」だったっけ?
なんか、過去形になってるし...

なかなか治るモンじゃぁないよ、悪いけど...
一人の人間の「価値観」を根底から変えるわけだから、かなり難しいハズ。

前回、被害者ぶっていたこのオトコ
「僕の方が虐待されていた」から始まったっけ?

「妻にお願いしていただけなんだ(一晩中)」
「警察の人だって、仲間がかがみこんで、妻に聞いていた」
そこへ、直
「奥さんは、倒れていたんですね」 いいツッコミ

「私は、アナタにそっくりなヒトを知っています」

「自分で門限を作りたいって女性を私は今まで知りません」

いやぁ、妻の言葉も子どもの言葉も的を得ている!

ただ、ひとつ...
養育費は「貰う」って、表現、やめて欲しいけど...

仕方ないかな?支払率2割だからねぇ...
それも、算定基準が大甘!!

生活保持義務はおろか生活保護基準すら満たしていないのが現状

あの「簡易算定式」ってヤツ
安易算定式」やん!

憲法違反ちゃうん???

離婚母子家庭の子は
「父親からも国(審判・判決)からも見放されている」

DATE: CATEGORY:離婚
大阪弁護士会の養育費のシンポジウムに参加してきました。
現在の養育費の算定基準は、判例タイムズ1111号285頁で提案されたものが定着しているのですが...
なんと!! これは、余程考えられたものかと思いきや...
数人の裁判官と調査官あたりで「簡易迅速な養育費等の算定を目指して」作られたものだと!!

弁護士会は、何度も1992年から何度も提言等しているにもかかわらず、顧みられることはなかったと...

国会も厚生労働省も最高裁判所も動いてくれないらしい...

この算定式、私の判決にも用いられたけれど、余りにも母子をバカにしている
生活保持義務どころか、生活保護レベルも考慮されていない。

養育費は「子どもの権利」
支払うことは「父親の義務」

生活保持義務とは「ひとかけらのパンさえも分け合う義務」だって!!
父親がお腹イッパイになった残りを分けているのが、現実みたい。

裁判所は、冷たい...と、改めて思った次第。
DATE: CATEGORY:ドラマ
実のところ、第三話で、あまりにも呆気なく離婚が成立してしまったので、見る気が失せていたのでした。
肩透かしっていうか...
DV離婚に関しては、親権を争うこともなく、ストーキングをすることもなく、安易に離婚できちゃったなぁって...
まぁ、このドラマの本筋は「児童扶養手当」らしいから、DVは添え物だったのかなぁって...

あ、この児童扶養手当の「一年の遺棄」で支給可能というのも、大阪府は「前例がない」とのことで、このドラマより遅れること数年の2002年の時点で窓口で「無理」と告げられていたのでしたが...

で、まぁ、なんとなく今週も見ていたら...
出たよ、出たよ!!
家出した妻の行方を探す「夫」
PCの履歴から訪ねてきたみたい

フラッシュバックして怯える「直」

でも、この人、鬱にはならなかったのかなぁ?
ちゃんと仕事してるし...
鬱になっているどころじゃぁなかったのかもしれないけれど...

私は、働けると信じて実家に戻ったのだけれど...
暫くは働いてもみたのだけれど...

自信喪失しただけで、続けられなかったな。
身体の硬直。
特に、肩甲骨あたりから上。
肩甲骨なんか埋まってたし、首は板を張ったようにパツンパツン。
目の血管が切れて...

降参(=_=)

で、引籠もり

DATE: CATEGORY:未分類
シンポジウム「養育費のあり方を考える」を開催します

下記HPから申し込み可

http://www.osakaben.or.jp/web/event/2012/121117.php

DATE: CATEGORY:事件
お隣の町、尼崎で恐ろしい事件がおきている...

私は、最初からDVの構造とオンナジやんって思ってたのだけれど...

土曜日、遥洋子さんが、その主張を周囲に阻まれながらグイグイ押し込んでいると、娘が言うのでTVを観た。

途中からだったから、残念なのだけれど。

一方で、高視聴率番組「たかじんのそこまで言って委員会」では、この一連の事件の報道の底の浅さを指摘していた。

バンキシャに出ていた元警察関係か何かのエライ人は、これまで類を見ない犯罪と...

いやいや、北九州でもあったっしょ!! 松永ってオトコに操られた一家の事件が!

誰が「罠」にはまってもおかしくない事件なの。

こういうことが起こり得ることを社会が共有しなければならない。

「知っている」ということは事件再発の「予防」にもなる。


DATE: CATEGORY:ドラマ
映画のDVDはまだ観ていないのだけれど、NHKで放送されたっていう3回もののドラマを観た。
周囲にウツの人がいる方、必見!!

ただ、最後の「お薬、一応出しておきますけど、飲まなくていいですよ」は、ちょっと、違うように思うのだけれど...
ウツの薬は、徐々に切らなければならない...はずなのだけれど...

同居人に理解があって、ウツのことをよく知って、支えてくれていてもツレさんのようなのが実際のところ。
周囲に理解もなく、カネもなく、子ども抱えたシングルマザーが回復するなんて、とてつもなく厳しいハナシ。

だいたい、心療内科にかかって投薬治療を受けると、一か月1万円が目安。

心療内科に行こうなんて発想もなければ、行こうと思ってから実際に受診に行くまでのハードルが高いこともこの上ない。

私なんて、自分がウツだなんて思ってもいなかったし、ウツって診断されても「心の風邪」っていうくらいだから、3か月もすれば治るもんだと思ってた。

既に通院も11年を超え...
付き合っていくしか仕方ないよな、って心境。

師匠の見解によると、DV被害者はほぼみんなウツになるらしいし...
私の経験によると、DV脱出の子どもたちは、アクティングアウトしながら(簡単にいえば、暴れる)人格の再構築を果たし、回復していくし...

ウツだぁって、ツレさんみたいにウツに浸っていられなかったよ...
周囲も理解ないしね。
民生委員のオッサンなんか「自分はウツを病気だと認めない」って言い切ったもんね。

怠けているンじゃないの。
怠けられるくらいなら、ウツになんか陥らないと思うよ。

最近よくきく新型のウツのことは、よく知らないけれどね。

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